スガキヤの魅力【スガキヤの歴史、最新店舗数】

愛知県のファストフード『スガキヤ』先日ヤスウマも動画にしたところなんと大反響。その時の動画には『週一で食べてた』『スガキヤはラーメンじゃなくてスガキヤだ』

という声で溢れ、愛知県民にとってなくてはならない存在だということを改めて実感しました。しかし中には「スガキヤはまずい」「最近不味くなった」「あんなものラーメンじゃない」と言ったコメントも寄せられてました。スガキヤ大好きな主がスガキヤはまずい？ということに対して、スガキヤの魅力を書いていこうと思います。

主は生まれてからスガキヤに100回は確実に行ってます。

 

今日はそんなスガキヤラーメンの歴史とこれからを紐解き、魅力を改めて紹介します。

スガキヤの原点

愛知県を拠点にスガキヤラーメンの展開や加工食品メーカーとして活躍している『スガキコシステム・寿がきや食品』

今回はチェーン店としてのスガキヤについて書いていきます。スガキヤのこだわりとして、『ラーメンはその時代のコーヒーの値段の8掛けで出す』というものがあります。喫茶店で飲めるコーヒーよりも安く出し続けるというのが創業時からのこだわり。スガキヤはラーメンチェーンとして最古参です。商売の減点は、終戦直後の1946年に甘味処を始めた際、おやつ時だけでなく、昼食の時間帯にも売り上げを作るために始めたのがラーメン事業でした。

原点は甘味処だったんだね！今のスガキヤのソフトクリームも大好きです。

ラーメン事業をはじめたスガキヤ。その当時はラーメンといえば、中華そば。しょうゆ味が一般的な中、豚の骨を砕いて白濁したとんこつスープを提供すると「このラーメンは何だ」と評判を呼び、大ヒットにつながりました。

スガキヤラーメンの魅力まとめ

・とにかく安い(1杯330円)

そもそもスガキヤラーメンは、1946年の創業時に1杯30円。70円、90円、120円という値上げを経て1986年以降は段階的に270円、290円と値上げが進みました。

ヤスウマは290円のイメージがすごく強いな。

・とにかく懐かしい味がする

思い出がたくさんあるんです。祖母と一緒に行った愛知県のスーパー『ドミー』。小さいゲーセンでゲームをしてお昼にスガキヤを食べて。そんな日々を思い出します。愛知県民にはスガキヤを通じてさまざまな思い出があるはず。

・サイドメニューに逸品が多い

スガキヤの魅力はなんといってもサイドメニュー。特に五目ご飯は絶品。あの混ざりきらない五目ご飯を食べた瞬間が最高だという声も多い。最近では焼き鳥丼や角煮丼等、限定メニューも豊富。そしてデザートのソフトクリーム。他のソフトクリームよりも味が濃く、そして固い。夏場は週3で食べてます。ソフトクリームも季節メニューでオレンジソースがけだったりも存在し、年中楽しめます。

・お昼でもおやつでも晩ごはんでもいける

スガキヤはお昼としても食べれますし小腹がすいた完食にもいけますし、夜ご飯にも行けます。ここまで守備範囲の広いラーメンはなかなかないでしょう。

・リッチにしたい時は特製ラーメンにするとリッチな気分も味わえる。器の色がグレーの特製ラーメンになるとなんとチャーシュー5枚に温玉が！！リッチな気分です。

スガキヤが直面する課題

それは人件費、原材料費の高騰。コーヒーの8がけの値段で出すという拘りを持っているスガキヤもコスト面で苦戦。材料にカット、器変更、値上げでの対応をしています。

大好きだったサラダセットのポテサラが無くなったときはかなり落ち込んだ。

スガキヤ最新店舗数と挑戦

そんなスガキヤですがフードコートの店舗現状は苦戦。

店舗も19年で40店舗閉鎖。さらにコロナウイルスの影響で21年3月までにさらに30店閉鎖予定。2020年3月末時点で322店あった店舗数も減少していくことが見込まれる。ちなみに1990年代のピーク時には400店舗を超えていた。

同金額帯で勝負をしている幸楽苑も不況の煽りを受けここ数年で20%以上の店舗が閉店。

そんな中、スガキヤはチェーン店としての運営に加え、スーパーでコラボ商品を続々投下。スガキヤがメーカーとなり、様々な東海圏の飲食店とコラボをし商品を出している(赤からとコラボしたカップ麺や鍋つゆ等)

コロナ禍でも、店舗としての運営は苦戦したものの、家庭用のラーメンとしてのメーカー機能で健闘した。

まとめ

愛知県のソウルフード、スガキヤの魅力はいかがでしたでしょうか。安価なラーメンマーケットの開拓者であるスガキヤ。東海圏の方々は間違いなく幼い頃から食べているあの味。私も物心着いた頃から祖父と祖母にスガキヤを食べさせてもらってました。スガキヤを食べると思い出が蘇ってきます。スガキヤの魅力を改めて記事として書いてたら食べたくなってきた。食べたことがない方、スガキヤはラーメンとしてでなくスガキヤとして食べてみてください。愛知県民の魂に触れられます。さて、いってきます。