水族館業界の今後
実はヤスウマ、水族館が大好きです。死ぬまでに日本にある約150の水族館を制覇しようと思っています。(最近はコロナウイルスでなかなか行けていませんが、、、)たくさんの水族館に行く中でふと気になったんですが、水族館って入場料の差がすごいんです。数百円のところから3000円近くするところまで。
愛知県だけでみても大人一名様当日料金で
名古屋港水族館 2060円
南知多ビーチランド 1800円
竹島水族館 500円
ぎょぎょランド 0円
碧南海浜水族館 500円
SEALIFE名古屋 1900円
という価格差。
もちろん大きいから金額が高くなっているということもあります。今回は水族館はどういう収益モデルか、そして今後どのようになっていくかをしらべてみました。
水族館の運営元
水族館には公営と民営の二パターンがあります。 公営、民営にも様々な運営パターンがあり、官民混合型も。民営の場合が企業として利益を残すために入場料が高くなるケースが多いです。
普通の企業と同じく、利益を上げるためにチケット代を収益として、人件費や設備費を賄っています。公営の場合は自治体の補填があるが、民営の場合は収益をきちんとあげていかないといけません。また、補填があるとはいっても余りにも補填に頼りすぎると経費を削減するように言われ、生き物の環境維持が難しくなってしまいます。民営も公営も『適切に利益を残していく』必要があるのは間違いありません。
参考 海遊館採用サイト
https://www.kaiyukan.com/company/recruit/2020/mission/
コロナウイルスの影響
水族館はコロナウイルスの影響を大きく受けた業界の一つ。京急油壺マリンパーク、志摩マリンランド等、長年愛されていた水族館の閉館も相次いでいます。そんな中、水族館も様様々な広報や、体験を通じて収益をあげています。
◆SNS広報
@Sumida_Aquarium
すみだ水族館では、生き物のありのままの姿を発信。飼育員しか見られないような姿を存分に発信することでファンが続出。Twitterのフォロワーはなんと22万人超(2021年8月)!!!
夏の自由研究超サポート制度など、様座なキャンペーンもsnsで発信。確実にファンを増やしています。このようにsnsを使って生き物のありのままを見せることで水族館に行ってこの子に会いたい!と思う方を増やす為に、Twitterや Instagramを上手く活用しています。
コロナ禍で生まれた新たな収益モデル
アメリカではライブ配信を見て寄付を行うと、延長が感謝の言葉を述べながら動物たちに餌をあげると言う仕組みが生まれた。日本でも様々な動物園や水族館が実施をし、ライブ配信をしながら寄付を募ったり有料会員でしか見れない映像を配信したりと新たな収益モデルが生まれている。視聴者側も、普段見られない動物の様子が見られるだけでなく、寄付をした金額が直接餌に使われていると言う実感から『一緒に育てている』という思いになることができます。
まとめ
コロナウイルスの到来、遊びの多様化による水族館離れなど、直面する課題は多い。だからこそsnsやライブ配信の有効活用で時代に沿った新たな取り組みをした水族館は利用者との距離がぐっと近づいた。勿論現地でしか感じられない水族館の良さも沢山あるので、気軽に訪られるようになった際は是非水族館へ。
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