業界研究

カフェ・喫茶店業界2021年店舗数・売り上げランキング

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カフェ・喫茶店チェーン店ランキング

皆さんカフェや喫茶店を利用しますか?ヤスウマは喫茶店大好きです。個人でやってる老舗の近くの喫茶店やおしゃれカフェも大好きですがチェーン店も好きで、コーヒーとトーストのモーニングサービスをお目当てに、気づけばコメダに行って朝活をしてます。駅近から郊外、ショッピングモールの中までさまざまなところで見かけるカフェチェーン店の最新版店舗数、売り上げランキングを本日は見ていきます。

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喫茶店・カフェの現状

喫茶店・カフェの利用率は高いものの、 チェーン店のみ利用者が多いのが現状で、喫茶店の利用状況のデータが下記になります。

20〜60代で最近3年以内に喫茶店・カフェを利用したことがある人は75.6%に上る中、大手チェーン以外の店舗 の利用経験がある人は47.7%でしたが、大手チェーンの店 舗しか利用していない人も3割近くを占めました。

参考・画像引用 厚生労働省生活衛生関係業の生産性向上を図るためのマニュアルhttps://www.mhlw.go.jp/content/000505183.pdf

このように喫茶店=チェーン店という利用をしている方が増えている中で国内チェーン店はどのようなシェア争いをしているのかを見に行きます。

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コロナウイルスの影響を大きく受けた喫茶店業界

2020年の喫茶店業界の市場規模は全日本コーヒー協会によると前年比31%減。また、コロナ喫茶代平均支出額に関して2020年における喫茶代全国平均支出金額は5523円と、2019年の7832円から3割減になりました。

総務省統計局「家計調査 2020年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格」総務省統計局家計調査「2019年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格

このように全体的にコロナウイルスの影響を受けた喫茶店業界でしたが、特に出店戦略によって明暗が分かれました。駅近くや都心に店舗を多く構えるドトールは在宅勤務による人通りの減少で大打撃を受けたが、逆に郊外に店舗と駐車場を構えるコメダ珈琲はコロナのダメージを抑えることができてという現状があります。

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売り上げランキング

売り上げ3位

コメダ珈琲 288億円

売り上げ2位

ドトール 581億円

売り上げ1位

スターバックス 1738億円

 

やっぱりスターバックスは圧倒的だね。。。

地元名古屋発祥のコメダが業界3位にいるのは嬉しい限りだ。

 

ドトールは売上581億円に対して営業利益はマイナス27億円。駅近戦略が打撃を受けたことがよくわかります。

参考 四季報 業界地図

店舗数ランキング

次に店舗数ランキングを見ていきます。

3位 コメダ 914店

2位 ドトール 1080店

1位 スターバックス 1637店(21年3月)

スターバックスが店舗数も1位。

スターバックスは現在世界中で約33,000店(2021年4月32,934店)展開。計画としては店舗数を2030年までに70%近くの増加となる55,000店で出している。このことから日本のスターバックス店舗数も増加をしていくだろう。スターバックスは中国や韓国での伸びが著しい。

参考 四季報 業界地図

大きく変化する喫茶店業界と今後

近年カフェというもののあり方が大きく変化した。喫茶店、カフェチェーンのライバルとして同業だけでなく、コンビニコーヒーが現れたからだ。2013年にセブンイレブンが始めたセブンカフェが成功し、競合もコーヒー販売に注力をした結果、市場規模はは推定2300億円台といわれています(2018年時点)

喫茶店市場が1兆円と言われているので

たった数年でその2割の規模にもなっており、コーヒーが気軽に飲める中で、喫茶店は『コーヒーを飲む』場所ではなくその空間を楽しんだり自分の時間を過ごすという場所作りが求められているのである。

この記事を書いた人

ヤスウマ 名古屋在住の自称グルメ系TikToker。フォロワー数は2万人。広告代理店に勤務をしており、様々な業界、企業様と関わる中で、「世の中にはたくさん会社があって面白い!」と業界を調べることにハマる。一番好きな食べ物はラーメン。

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