急速に広がったSNSライブ
こんにちは。ヤスウマです。
突然ですがみなさん、インターネットLiveを見ますか。インスタライブ、17ライブ、YouTubeライブ、TikTokライブ、様々なライブがありますよね。
私も家に持ち帰った残業に喋りながら取り組むという誰得ライブ経験があります。2人しか見てませんでした。
そんなライブを使って商品を販売する『ライブコマース』という言葉聞いたことはありますでしょうか。今日はそんなライブコマースに関して解説していきます。
ライブコマースとは
ライブコマースはECサイトとライブ配信を組み合わせた販売のことで中国ではかなりの市場規模となっています。インターネットを通じて配信をしながら商品の説明をすることで、購買意欲を高めるのが特徴です。ライブコマースといっても様々な方法がありますので下記にて見ていきます。
そんなライブコマースに関して
ライブコマースの方法は大きく分けて3つ。
・youtube、Instagram等のsnsを使う
・ライブコマース専用プラットフォームを使う
・自社HPを利用する
ライブコマースのメリット
そんなライブコマースですが、店舗側、購入者、両者にメリットがあります。
①webを通じているのにまるで店舗で見ているかのような購入体験ができます。実際にリアルで見ているかのような感覚で見ることができ、チャット等を通じて、リアルタイムで意見交換もできる為ECサイトで購入をする場合につきまとう質感、サイズ感だったりの不安の解消ができるのです。例えば身長〇〇センチ体重〇〇キロなんですがどのサイズが合いますか?だったりの質問が飛び交います。また、食料品だったりですと生産者の顔や思いが直接見られるケースもあり、安心感にも繋がります。
②販売エリアを問いません。コロナウイルスの影響もある中でどの地域にいても購入可能なのは魅力です。実際にパルコが中国向けに行った際は、来日をしたくてもできない中国人からのニーズが多く見られました。
中国でのライブコマース成功事例
KOLという新たなインフルエンサーの形
Key Opinion Leader(キーオピオニオンリーダー)」の略で、様々な分野に特化し、消費者の購買意欲を高めることを得意としたインフルエンサーのことを指します。
アリババが運営する、タオバオライブは力強い成長を維持しており、(2020年1月~2020年12月)の年間GMV(流通総額)は4,000億元(約6兆7,200億円)以上となりました。
この人が紹介するなら間違いないという存在のインフルエンサーが紹介をすることが市場を活性化させています。
日本でのライブコマース
日本でも「オンライン商店街」という内容で、渋谷パルコがコロナ禍で挑戦。来店の機会が減っている中で少しでも商品をうるために中国のインフルエンサーを招いて行った。しかし全体的に見ると国内ライブコマース市場実は苦戦。メルカリが行ったメルカリライブコマースはなんとサービスを中止。楽天LIVEも2021年4月に中止。前提として中国と日本では人口が約十倍も違う中で、インターネットを介して販売する以上人口の差はマーケットの差になる。中国では成功をしたが市場規模に歴然とした差があり伸びていないのが国内の現状であリます。
ライブコマースの今後
個人的にですが、ライブコマースは注目されるもののまだまだ伸び悩むと思います。というのも既に影響力のある大手だったりがやる場合を除いて、中小企業がプラットフォームを使って行った場合、偶然辿りついたとしても中々最後まで見てくれないという現状があるからです。インターネット経由で商品を売るために、snsで発信して、その企業様や商品自体にファンがついた状態で行うライブコマースであれば意味があるのは間違いないので、これまで以上にインターネット上での影響力が大切になってくるのではないかと改めて思いました。
この記事を書いた人
ヤスウマ 名古屋在住のグルメ系TikToker。フォロワー数は2万人。広告代理店に勤務をしており、様々な業界、企業様と関わる中で、「世の中にはたくさん会社があって面白い!」と業界を調べることにハマる。一番好きな食べ物はラーメン。
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